新刊書
税務署員うつうつ日記
大蔵主税 著
¥1,540
- No.5080
- ISBN:9784866809533
「納税者に嫌われる仕事」
現役職員が証言する、税務調査の人間ドラマ
――これは経費になりません
●「まえがき」より●
世間一般にとって税務署は〝警戒すべき、怖い存在〟だろう。
テレビドラマや映画に登場する国税査察官(マルサ)のように大勢で踏み込んでくる強権的集団、あるいは窓口で融通の利かない対応に終始する冷徹な役人。税務署員のイメージはたいていそんな姿に集約される。
しかし、実際に足を踏み入れてみると、そこにあったのは人間臭い営みであり、社会の縮図であった。
本書では、30年超に及ぶ税務署員人生で私が実際にこの目で見て、肌で感じた「ありのままの税務署」を描きたいと思う。
私はこれまで、滞納者と対峙する徴収部門や、企業の税務調査を行なう法人課税部門、窓口に立つ管理運営部門など、税務署内のさまざまな現場を渡り歩いてきた。現役だから語れる現場の空気、日々の業務の手触り、そして感情がある。
正体を秘すことで、署長の顔色も、上司である統括官の評価もきれいさっぱり忘れて、遠慮忖度なく綴りたい。(Amazonより引用)
ほどよく忘れて生きていく
藤井英子 著
¥1,540
- No.0765
- ISBN:9784763140357
京都にある、小さなクリニック。
ここで診察にあたる91歳の心療内科医の言葉が話題になっています。
日々、訪れる患者さんに届けているのは、からだと心がラクになる処方箋。
たとえば診察後、おきまりの「お大事に」の挨拶ではなくて、「ご自分をお大事になさってくださいね」という言葉で送りだす藤井英子医師。
患者さんはハッとした顔をして、それまで後回しにしてきた自分を思うと言います。
人づきあい、老いとの向き合い方、健康管理など、生きることのあらゆることについて、「これは忘れていい」「これは大切に」という切り口で71の生き方のヒントをお届けします。
藤井医師は89歳でクリニックの院長職を退職後、自身のクリニックを開院。91歳のいまも、毎日バスと徒歩で通勤し、スマホも使い、ちゃちゃっとパソコン作業もこなし、ブログでの発信もしています。
そんな藤井医師の元気の秘訣は「さっぱりと生きること」。
「いやなこと」「ちょっとした心のひっかかり」「執着」は忘れて、そのぶん、本当に大切にしたいことに、心を注ぐ。
若々しい心とからだで生きるコツが満載の1冊です。(Amazonより引用)
微視的精神医学私記:黒木俊秀著作選集
黒木俊秀 著
¥2,970
- No.7569
- ISBN:9784422118260
本書の著者は、「見えているもの」の裏にある「見えないもの」への関心が人一倍高く、またそれを捉える能力にも長けている。隠されたものを読み取ることによって物事をより深く広く理解しようとする著者のこの姿勢は、患者の症状のみならず、精神医学の動向や歴史の流れにまで行きわたり、あじわい深い陰影をともなった豊かな知見をわれわれに提示してくれる。
本書は、そうした細やかで透徹した眼差しを通して著者が見つめ、感じ取り、考察したことを、ときにユーモラスに、ときに真摯に、ときに繊細であたたかい言葉で綴ったものである。(Amazonより引用)
ひきこもり問題を講義する
―専門職の相談支援技術を高めるために
近藤直司 著
¥2,200
- No.9013
- ISBN:9784753311620
本書では、ひきこもり問題について研修や講義で話していること、研修や取材で質問に対して答えたことなどを文章にしてみようと思います。ひきこもり問題に関する近著としては、前書『青年のひきこもり・その後』がありますが、読み返してみるとかなり難しい内容です。前書を使って研修や講義をしようとすると、かなり丁寧に解説しながら話すことになるので、それらの内容をこの本に入れたいと思いました。また、外来診療やインテイク面接に陪席する人たちから自分の診療や面接について感想を伺う機会があります。たとえば、私は患者・来談者の話を必ずしも最後まで聴くことをせずに途中で遮ったりもするので、これにはしばしば驚かれます。それから、インテイク面接では、問診票にも入っていないことをあれこれと質問します。また、なぜそれを尋ねたいのかを説明しながら質問することも多いので、これらについても書いてみたいと思いました。さらに、臨床指導や助言の際に繰り返し使う決まり文句のようなものもあるので、この機会にそういうことも書いてみます。したがって本書は、ひきこもりケースに関する相談支援を中心としつつも、もっと一般的な相談支援や面接の技術についても触れることになると思います。その他、注目されている中高年のひきこもり問題について第4講で触れます。あとは危機状況に対する支援指針。これは以前からずっと取り上げてきたテーマですが、二〇一九年五月に川崎市で通学中の小学生が刺殺されるという事件が起きたこともあって精神保健福祉領域ではますます重要なテーマになっているので、難しいテーマではあるのですが、これまでよりもう少し踏み込んで第15講で取り上げます。第5講には生物・心理・社会モデルのアセスメント手法が出てきます。これについては、拙書『医療・保健・福祉・心理専門職のためのアセスメント技術を高めるハンドブック 第2版』(明石書店)を併せてお読みいただくと理解しやすいかもしれません。用語の使い方としては、「聞く」という用語も使いますが、「注意深く話を聞く」ことを意図しているときには「聴く」を使い、問うこと、質問すること、尋ねることを意図しているときは「訊く」を使っています。精神科の診療とか心理療法、カウンセリング、精神保健福祉相談、それから相談支援事業や生活困窮者支援などに携わる福祉専門職の相談面接に本書を活用していただきたいと思っていますし、あとは、精神分析がこれまで私たちにもたらしてくれた知見を、さまざまな専門職・援助者に活用してもらいたいという意図もあります。ひきこもりケースの支援、また広く医療、保健、福祉、心理領域に携わる専門職の皆さまにご活用いただければ幸いです。(「序言」より)












